パソコン作業で肩が凝ってる、立ち仕事で疲れて腰が痛くなったからって揉みたくなりますよね。でも、実はコリなんてないんです。身体が骨盤から歪んでいるからなんです。身体が歪んでバランスが崩れるのを止めようと自分で力を入れているんです。ですから、いくら硬くなった筋肉を揉んでも改善しません。硬いから揉むのは原因を無視しているんです。力が入った筋肉を柔らかくするには、力を抜かせるしかないんです。なぜ力が入っているかというと身体のバランスが崩れるのを防ごうとしているんです。
揉んで一時的に楽になるのは、ポンプ効果で一時的に血流が良くなり老廃物や発痛物質が流されたり、硬くなった筋肉が揉まれて一時的に緩んだからなんです。神経の自由終末（末端）には受容器という痛みセンサーがついています。ここに所要の刺激を受けて痛みを発しています。痛みを発生する物質や刺激があることで受容器は痛みを出して身体の危険を知らせています。一旦発痛物質をポンプ効果で流しても次の発痛物質が出てくれば痛みは繰り返します。バランスを保つために力が入ればやはり痛みは出ます。
歪んでバランスを戻すために力を入れているのですから、歪みを戻せば力を入れる必要がなくなり力が抜けて筋肉が柔らかくなり痛みはなくなります。当整体サロンで骨盤を矯正するとほとんどの方が首や肩はゆるゆるになります。
そして思うのは、コリなんてないんだということです。
こういう感じでコラムを書いていきますね。
